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人参、ごぼう、干し椎茸、かんぴょう、焼豆腐。 これが、まめぶの基本の具です。

人参、ごぼう、干し椎茸、かんぴょう、焼豆腐。
これが、まめぶの基本の具です。

この中の、焼き豆腐に県北地方の土地柄が感じられます。

畑の多い県北で貴重な作物の大豆。
大豆は、味噌や、納豆、きな粉に加工され、大半は豆腐として消費されてきました。
特にも海に遠い地域では、畑の肉として重要な役割を果たし、二週間に一回以上の行事食には必ず豆腐が登場していました。
まめぶ汁もその例外ではなく、結婚式、正月、法事などの特別な時につくられ、その具に焼き豆腐が使われます。

豆腐は焼き豆腐にすれば、二、三日日持ちが延び、油揚げにすれ更に長く食べられる。
一度作った豆腐を、何段階かに食べる工夫がされてきました。
穀類中心の栄養の片寄りを豆類で補おうとする生活の知恵と言えそうです。

県北地方の歴史が感じられる郷土食「まめぶ汁」は、フーズラボネットショップにてお買い求めいただけます。

▼フーズラボネットショップ
http://foodslab.net/

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by tsurushiko | 2014-10-05 19:52 | 食材情報